夜想曲集
夜想曲集: 音楽と夕暮れをめぐる五つの物語 (ハヤカワepi文庫)
- 作者: カズオイシグロ,Kazuo Ishiguro,土屋政雄
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2011/02/04
- メディア: 文庫
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黄昏。この単語が最も似合う短編集だった。
時にユーモラスで時にさみしい。人生の後半はこんな感じなのかしら。
アホな上司のもとで働く21の法則
うーん。どうでもいい本を読んでしまった。今の私には必要ないかな。
別にアホな上司がいないとは言わないですが、尊敬と熱意さえあればあとはテクニック論なのでどうにでもできるなぁと経験してきた。
20代なら読んでもいいんじゃないでしょうかね。個人的にこの著者をリスペクトする要素が見当たらなかったので、もう興味無い。折ったり線引いたりもしなかった珍しい本。
日本語で言うとこの「根回し」が大事ってことですよね。はい。
雪国
川端康成すごい綺麗な文章書くので驚いた。初めてちゃんと読んだ。
ただ場の転換が独特で、いつの間にか夜があけてたり時間の流れの強弱があったりと、ついていけないところもあった。それをしても言葉選びの美しさ、独特な感性に惹かれた。自死してしまうのもわかる繊細さだ。
琴子が「いい女だね」と言われて傷ついたのってけっこうキモだと思うんですが、なんでかなぁと思った時に、そこに島村と彼女との人生のギャップをリアルに写したかったのかなと。のらくら生きてる呑気者と貧乏で慎ましく懸命に生きている女との対比。惹かれあったけれど結局その重さも、境遇も違うことに気づいてしまったのかなぁ。
仕事辞めるかもしれない
月曜日に仕事仲間とトラブって、まあ私の悪いところもあるのは充分わかった上で、しかし痛いところをつかれた。
突き詰めると今の仕事に飽きているのだ、私は。
でも今の会社の体制で、私が新しい仕事にいけるのだろうか。
もしかして私は、全然仕事ができてないのではないか。実際できてないのだから笑う。本業以外の仕事が多くて、それを責められても困る。
急激に張ってたテンションが下がっていく。
どのみち最近は、残業とかしたくなくて早く家に帰りたかった。心が離れていきそうだ。
ただ清潔でしなやかな線に惹かれていた
昨日からこっち色々ありました。
あんまりここで書くことでもないのですが、何故人と人は関係を紡ぐのだろうと考えています。
とても大切な告白をされ、何故それを私に1番に言ったのだろうという疑問が出発点です。
私が彼に惹かれるのは自分のことなので分かっているわけです。でも、彼はどうして私に話をしたかったのか?
今まで積み重ねてきた時間、言葉がそこまで2人を紡いでいるのでしょうか。
不思議なのです。
私はただ彼のしなやかさに魅せられていたのです。彼は私の何に反応したのですかね。なら何故、一番ではないのですかね。