空太のそら言

隠れオタクのぐうたら

諦め…

二人は仲良さそうに帰って行った。







やっぱり噂の彼女と思しき人でした。
やっぱりアノヒトが迎えにいって、一緒にやってきてた。
彼女は、小さくて、細くて、髪の長い、ちょっと舌っ足らずでそして派手目な、かわいらしい人でした。
私とぜんぜん違う。



ヒト曰わく、
「あいつはフットサル場まで行けない子だから」
迎えに行ったそうです。
まぁ確かにちょっと町中にあるけどさ。
わざわざあなたが迎えに行くんだ。


その彼女は、当然のようにヒトの隣にいて、仲良さそうにしてた。





帰りも、当たり前のように一緒の車に乗っていった。
あぁ、だからアノヒトの車、助手席のシートベルトが低めになってたんだなぁ。




二人は、仲良さそうに、帰って行った。




まぁいいよ、そのあと二人でスロットでも行くんでしょう。
今日一日ずっと一緒なんだね。
よく分かったよ。









と、思ったら、
何で寮の駐車場にヒトの車があるのさ。
…あぁ、部屋で一緒にまったりしてるわけですか。





まぁいいや、何かいろいろ疲れたや。
もういいや。