いまなぜ白洲正子なのか
- 作者: 川村二郎
- 出版社/メーカー: 東京書籍
- 発売日: 2008/08/12
- メディア: 単行本
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これを平気で読める人が不思議でならない。
モンブランのブルーブラック。右手に持つ万年筆も、尻の形からしてモンブランのものだろう。小振りな物を使っている。左手で煙草とペンのキャップを持つところから、交流の電流のように出力の波の強い人だったんだろう。
そんな表紙である。
多くは語らない。
私は、たった4行で、泣いた。
何故泣いたかわからない。勝手に涙が出たのだからしょうがない。
あまりに、真理に近い言葉だからだろう。
「地下水脈に当たると、突然、本当に突然、いろんなことが、わかるのよ」って。
言葉にならない。
これを本当にわかってる人がいたら連絡ください。
私は、地下水脈の水が何なのか、知りたい。