空太のそら言

隠れオタクのぐうたら

浅野さん支援

土曜夜にNHKでやってた、日本の、これからって番組を見ていた。何かテレビの、これからを特集してた。
まぁくだらないこと。予定調和な綺麗事ばかり並べてマスタベーションですか。いやこの番組に限ったことではないけどね。それにしたってテーマに対して内容の思慮がなさすぎる。
いや、むしろ思慮しすぎたのかな?一番の確信をオブラートで何重にもくるんだ上にガーゼを被せてタオルを巻いてエアセルマットで包んだような内容と発言。いっそ出演者(テレビ側のね)が可哀相だった。当たり障り無く終わらせるのに必死で。何かの罰ゲーム?

マスコミュニケーションってのはあくまでも、情報の拡散だけでなく収集においても「マス」でなくてはいけないと考えます。じゃなきゃただの洗脳でしょう。ところが今のテレビからは、収集が「マス」だと感じられない。偏ってる。赤い下敷きあるでしょ、暗記用に使うような。あれを顔に当ててものを見ると、赤色のものに気付かなくなる。そんなイメージです。
いやほんと、真実なんて結局いつまでも分からないものですが、事実は調べれば分かること。それをマスメディアは報道する使命がある。それができないマスメディアの人間はただの生き物です。
あぁやっぱり可哀相だ。
ネットではマスゴミと言われ非難ごうごうですが、マスメディアに属す大部分の生き物はニュートラルな感情を持っていると思います。つまりどんな組織でも起こり得る、「間違っちゃいる」と思いながらも直すことができないジレンマを。「間違っちゃいる」けど直せないのは、大人の事情とか諸般の都合とか言われるけど、結局、外部からの圧力と自分が可愛いからです。だからできない。しょうがないよね、マスメディアの生き物は、加害者であり被害者でもあるのだから。
世界は、一握りの人間によって赤い下敷きを被せられ、その中で動いているのです。


多分、いつの世も変わらない。
大事なのは、下敷きがあることに気づくことだと思います。




めっちゃ長くなったけど、そんなわけで赤い下敷きに気付くきっかけをテレビを通して与えた浅野さん(上記番組の一般参加者)は偉い。てゆか勇気ありすぎです。人知れず殺されなければいいけど…。嫌がらせとかないかな、大丈夫かな。