空太のそら言

隠れオタクのぐうたら

良い車についていろいろ考えてみたよ!

先日BMWの1シリーズに試乗してから、良い車ってなんだろうという疑問が頭から離れない。
良い車。
BMWの作る車はスペックが高く、安心してドライブの楽しみに浸れる。自分の想像を超えた動力性能に、こんな車があるのか、と誇張無しで体が震えたものだ。
しかしそれと同時に、車に乗せられる、運転させられてる、という感覚も残った。自分の運転技術をとうに越えた次元で走るから、なんか、違和感があるというか。
そういえば営業さんも、「この車に乗ると、運転が上手くなった気がしますよ」と言っていた。
確かにそうだ。ここでポイントなのは、あくまで「気がする」だけで、本当に上手くなったわけではないということ。
ということは、この車に乗り続けていたら、車の性能に甘えてしまって、ドライバーの運転技術が上がらないんじゃないだろうか。
そういう車は、「良い車」と言えるのだろうか。

人間は特に脳味噌で生きているから、生活はどんどん楽になる。それに従い、人間自体の身体能力は下がる。脳の能力も下がるのかも知れない。それは、進化なのか?
良い車の条件と同じことを問うてる気がする。



良い車。
私は運転が下手だから、限界ぎりぎりになる前に、「これ以上は危ないよ!」と五感に教えてくれるような車が良い。それでいて限界を超えて危険に直面したら、全力で守ってくれるような。
そんな車、今日日無いのでしょうけどorz