空太のそら言

隠れオタクのぐうたら

怖いものは怖い

一人暮らしの部屋にあがる途中、「うああああ」という男性の奇声が聞こえてきた。しかも相当大きい。
最初あまりのその大きさに、マンションの通路の奥に誰かがいるのかと思ったが、目を凝らしても誰もいない。
恐る恐る通路から道路側を覗くと、ゆらりと動く人影が見える。
無理だ、怖い。ここにいることに気付かれたらすぐ捕まる。
慌てず騒がず落ち着いて、物音をたてずに鍵を開けようとするも、手が震えて開かない。開かない、やばい。
がちゃがちゃやってようやく開いて、急いで鍵をかけて一息。

あー怖かった。何だったんだろう。
当然理由があって声を発してるんだと思うが、こちらにとっては関係ない。本当に怖い。
改めて一人暮らしの恐怖を痛感。

気をつけよう…。