死ぬかと思った

あんまり大きな病気もしたことないし、事故もちょっとバイクと接触して転倒したことがある程度の、いわば九死に一生を得たみたいな経験をしたことがありません。
入院もないし。通院は歯医者と耳鼻科ぐらい。歯医者は虫歯治療、耳鼻科は蝸牛型メニエール。
貧血はあれど、まあギリギリ正常値だし、割と健康なんです。
が。
今日はちょっと死ぬかと思った。その話でも。

昨日もちらっと書きましたが、今朝は朝6時半集合というなかなかのハードスケジュール。案の定朝は大変体が重く、密かにあくびをしながら一日を過ごす。
夕方17時過ぎだったとおもう。上司の車の助手席に乗せてもらいながら仕事の話をしていると、おもむろに左胸が痛み出す。刺すような痛みではなく、握られるような締め付けられるような痛み。おお、なんだ何だと思っていると視界が端から暗くなり、真ん中が見えるか見えないかになる。しかも息ができない。胸の圧迫も続く。うわ、ちょ、やばっ…会話中だけどこれ言ったほうがいいか、どうしようとか思っているうちに、ふっと視界が戻り胸の痛みがなくなった。と同時に、頭にかーっと血が上る感覚、顔が熱くなる。そこまでおそらく20秒ほどか。
訳がわからず、しばらく頭が重く心臓も変な感じ（落ち着かない）で、現在に至ります。
実際は記憶が曖昧で、正直秒数とかよくわからないけど、とにかくどうにかなってしまうのではという不安が残った。
先に申したとおり、貧血気味なので立ちくらみは標準装備。立ち上がると必ず視界が見えなくなるんですが、立ちくらみの視界が砂嵐化する感じとは全く違う。はしっこから暗くなるというか、見えなくなるというか。しかも謎の胸の痛み付き。さらにその後の謎の血流。だいたい、車の助手席に座ったままだったので急に体を動かしたわけでもない。
余りに不安だったので、仕事終わってから近くの病院に電話した。
今日は緊急外来しか受け付けていないようで、しかも脳外科の先生しかおらず、心電図をとってもよく分からないのではないか、とのこと。
一応がんばって症状を説明したのだが…。
自分「すみません、心配だったので聞きたいんですが、（上記症状説明）これって緊急でも診てらった方がいいですか？」
病院「年齢はおいくつですか？」
自分「30です（言わせんなよ恥ずかしい）」
病院「あ、ご本人ですか（ちょっとびっくりした様子）。胸の痛みはどんな感じですか」
自分「左胸で、奥の方がぎゅーっと握られる感じです」
病院「そうですか、その後は？」
自分「特に症状はありません」
病院「うーん…まず、胸の痛みと視界が見えなくなるのは関係ないと思います」
自分「（えっそうなの？）」
病院「胸の痛みですと狭心症も考えられますが、それにしては短い時間でしたので、ちょっと様子を見てもらった方がいいかと思いますが…」
自分「はあ」
病院「ご心配でしたら心電図もとれますが、今症状が収まっているとなると、たぶん診ることはできないと思います」
自分「そうですか…」
病院「明日でしたら内科の先生がきますけど」
自分「まあじゃあ様子を見ます」
ってかんじのやりとりでした。明日も仕事なんだよう、ちょっと無理だよう。
電話口のみでの会話だったので、やむを得ないかとは思います。
とりあえず、様子見ね。うん。
あーでも怖かった。もう起きないでほしい。でも原因は判明してほしい。複雑。

しかしグーグル先生に「胸の痛み　視界が暗くなる」とかって聞いてみても、私小説みたいなのがざくざく出るだけで、まったく分かりませんでした。
ついでに狭心症についても調べたものの、自分がリスクの高い条件に当てはまってるとも思えず、しかも症状とか仕組みを知ったところでどうしようもないものだと知り、えーと打つ手無し、です。
はい、様子見ですね分かります。
まあさっさと寝ますか。
明日も仕事です。明日は朝8時集合。ちょっと遅いね。でも油断しない。
明後日も仕事です。しあさってもその次もその次も。フフ。激務です。明後日以降のことはあまり考えないようにするのが、一日一日を頑張る秘訣です。

いやなんだったんだ。