空太のそら言

隠れオタクのぐうたら

宇宙少年見てきた

えーと、昨日宇宙少年を見てきました。映画ね。
岡田まさきという人がたいそう恰好よくて驚いた。いやー驚いた。
原作は全く読んだことがなく、映画を見に行った時の予告で知った程度の知識です。
うん、こんな夢溢れる映画があったっていいじゃない。
それなりに大人になると「ちょwww」って突っ込みを入れたくなるような箇所をいくつか見つけてしまうけど、それでも宇宙への純粋な憧れがただただ眩しくて、些細な強引さは気にならなくなっていた。
大人だって夢を見てもいいじゃない!でっかいものに目をキラキラさせたっていいじゃない!
そんな気分にさせられました。すがすがしかったー。
宇宙ってやっぱりいいな。いいもんだ。

まぁ内容としてはまさに王道のそれで、フラグ立ちまくり起承転結きれいにハマりすぎで、一回りして「もしこれで何も起こらなかったらどうしよう」とひやひやした。

それにしても兄弟ですよ。兄弟ものです。
あんなり仲のいい男の兄弟っているのかなと思いつつ、ちょっとうらやましいような切ない気分になった。
私もきょうだいがいるので、何か、うまく説明できない距離感を映画の中から感じた。
両親とは違う、友人とも違う。気を遣わなくて良くて、大体相手が何を考えているかわかって、いつまでも子供みたいにふざけあえる仲。きょうだいってすごいっすよ。
喧嘩もたくさんしたけど、今は普通に喋るし買い物も行くし、何だかんだ言ってかけがえのない、大切なものです。
映画を見ながらそれを考えていて、あまりに大切すぎて泣くところだった(全然泣くような場面じゃないのに)。
いいなぁ。ほんとうにいいものです。
この気持ちをうまく言葉にできなくてもどかしい。言葉ってなんて不自由なんだろう。
いつもありがとう。

内容もさることながら、このことに気付けたのが最大の収穫でありました。