空太のそら言

隠れオタクのぐうたら

ぽつん

彼が旅行に出掛けていて、一人取り残されている。
時々連絡をくれるのだが、声を聞くと余計に寂しくなっていけない。
「空太と行きたい」と言ってくれたって、今行ってないんだから虚しいだけだ。
結局家族を優先する。



しょうがないと分かっている。文句も言ってはいけない。だけどそれが淋しいのも事実だ。
さみしくて泣きそうだ。



相手が帰ってきたとしても、甘えたりすりよったりできない気がする。
いじけて無視とかしてしまいそうだ。





ふてくされてしょうがないので、さっさと寝ることにする。
一人は楽だったなあ。