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空太のそら言

隠れオタクのぐうたら

プラチナデータ

プラチナデータ (幻冬舎文庫)

プラチナデータ (幻冬舎文庫)



東野圭吾でした。一時期、話題になってた作家さんだったけど、いまいち食指が動かず、今日まで来たわけでした。
うーん…犯人もプラチナデータの意味も、スズランちゃんについても、半分過ぎる頃までには分かってしまっていたので、あとはもう流し読みという感じでした。
そんなにいいか?東野圭吾…。山崎豊子を読んだ後だからかもしれないが、ちょっと細部のディテールに対しての詰めが甘いんじゃないかなあと思う。あと人物が薄い。
割り切ってエンターテインメントとして読むには面白いかもしれないけれどね。ジャンキーだよね。
殺人現場や犯人の狂気を手に汗握るほど臨場感たっぷりに書かせたら、やはり宮部みゆきがうまいと思うし、ディテールにこだわるんならダンブラウンやスティーブキングはさすがだし。
少なくとも、殺人を取り扱うならもっと陰湿にしてもらわなくては困る。それほどおぞましいということをもっと主張してもらわなくては。なんか、人の死が軽いんだ…。
人の死に方だけでなく、天才的数学少女の研究だってもっと調べていかにも本当みたいに書いて欲しいところなのに、なんか、想像の域を出てないんだ。作者の頭の中だけの話、みたいなかんじ。

うーん。選んだ本がいけなかったのかな。もう一冊ぐらい読んでみようか。相性の問題もあるしね。


(追記)
ていうか、二重人格の設定を使うのは、夢オチと同じぐらいしょうもない…ゴニョゴニョ
作家としては禁じ手じゃないのか。