空太のそら言

隠れオタクのぐうたら

すべてがFになる

すべてがFになる (講談社文庫)

すべてがFになる (講談社文庫)


久しぶりに本を読み終わる。しかも質量のある状態で。やっぱ電子書籍では味わえないわ。
うーんしかし読むのに苦労した。導入部の「この世界観どこに着地するの」感が半端なくて、途中で一回挫折した。
この前あんまりにも暇だったからやめてたところから再開したら、登場人物まるでわからないのにすんなり読めた。
やっぱりある程度、名前と人間性がわかる状態にしていただくことは大切かと。ミステリーでもね。

ネタバレしますが、
犯人はまあ気付いていたというか、それ以外いないでしょうとは思ったが、娘がいたというトリックは気づかなかった。ってか、そんなの臭わせるような描写あったかね!?恋心抱いてたの?え?それでも夢オチぐらい「いやいや」ってならない?
と思いましたが、理系の物語は好きなのでよしとします。シリーズもう1冊ぐらい読んでみるかな。