アウロラ オプティマ365 アズーロ
買いました。たけーよ。でも買いました。
一年に一回出る限定シリーズ、365。
アズーロという名前が付けられたこれは、深海の青と清流の翠を溶かして固めたような、深みと爽やかさを味わえる色味です。
字幅はB。万年筆はやっぱり太字でしょう。
しかしアウロラは国産並みに細く、またこの写真の満寿屋の紙はインクの吸い込みが早いからか、線画より細くなります。
全然太字でも大丈夫だよ、むしろ太字がいいよ。
ペン先、見えないかもですが18K。
ペン芯はエボナイトということで、一週間ぐらいするとよりフローがよくなるようです。楽しみ。
インクを入れる前は、リザーブタンク機構が良く見えました。もう私が語るまでもなく有名ですね。
インクはアウロラのブルーブラックを。
アウロロイドを初めて所有しましたが、手に吸い付くように馴染んで非常に持ちやすいです。
プラスチックにありがちな、手油でねとっとする感じもない。
またこの見た目から想像出来ないほど軽いです。
アウロラは万年筆の柔らか、しなやかとは真逆にありますので、軸やスタイルの美しさだけでは買わない方がいいです。
試し書きしてびびっと惚れたら買うべきです。
独特のサリサリ感(ほんとにサリサリと音がする個体もある)は、ほかのペンでは味わえません。
このぼてっとしたスタイルも愛らしい。短めですが、キャップを後ろに挿せばちょうど手に馴染むサイズ、バランスになります。
日本のメーカーもがんばってこういう色っぽい万年筆を作って欲しいものです。