空太のそら言

隠れオタクのぐうたら

万年筆インク紙

 

万年筆インク紙

万年筆インク紙

 

 

こんなに自由にやりたい放題趣味のことについて静かに語ってもいいんだなと自由を感じた読後。

いや当の本人としては仕事道具であり自分の思考を紙に刻んでいく行為でありそれは対話なのだろうから、至極真面目な問題なのだろうけども、客観的に見たら「何でそうも何本も同じ万年筆やインクを買うのか」と不思議にも面白くも感じてしまう。作家という職業の、つきつめていく職業病なのだろうか。

とりあえずパーカーのインクとパイロットの742のMは欲しくなった。

 

正直万年筆を使っている人の頭の中は、作者と同じように万年筆とインクと紙のことでつねにグルグルしている。少なくとも私は。

面白かった。