空太のそら言

隠れオタクのぐうたら

30年後の私たちへ

戦後70年です。
メディアでは特集がいくつも組まれています。ラジオでは、30年後のあなたへという番組がやっています。

30年後か。
私はもう60歳を越えていて、迎え入れた猫達はさすがに死んでいるんだろう。この家はまだあって、私もまだ住んでいるのだろうか。一人だろうか。
そもそも、生きているのだろうか。

30年後か。
世の中は変わらず、程々に平和だろうか。遠い世界では争いが絶えなくとも、少なくとも身の回りの人たちの周りでは平和だろうか。自己中心的だと思われても構わない。争いのない世界なんて、想像できないのだから。

30年後か。
人間は真理に近付いているだろうか。この世の成り立ちが少しは分かるようになっているといい。知的興味を失ったらそれはもう人間ではなくなるから。


様々な思惑を孕んで、地球はくるくるとまわっている。全てはマネーゲームの幻想。
それぞれが納得のできる未来をのぞむばかり。