空太のそら言

隠れオタクのぐうたら

ルノワール―伝統と革新

あ、人の声に呼応するように聞こえるんだ、この耳鳴りは。アナウンサーの声と同じリズムでゴゴッっていってる。


それはいいとして、今日はちょっと足をのばして表題の美術展へ行ってきました。
ほんとうは祝日に出かけたくなかったんですが、そんなこと言ってるうちに行きそびれるに決まっているので、えいやっと出かけてしまいました。
でも…人が多すぎてゆっくりはできなかったです。

あんまり美術に明るくないので、自分の感覚でビビビッときたものの前で立ち止まるという、サクサク鑑賞です。いつもそんな感じです。
立ち止まって息をのんだのは、「ブージヴァルのダンス」「シャトゥーのセーヌ河」「ダリア」「イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢」。名画だよねええ。光の画家。他にもちょくちょく立ち止まったのですが、忘れてしまった。
結構作品の数も多いし、出し惜しみすることない展示スタイルで好感が持てました。これで1500円なんだから破格だよなー。
記念におみやげを二つ買ってきました。
シャトゥーのセーヌ河とブージヴァルのダンスの絵。壁に掛けれるように、ちょっと大きめのものです。レプリカなんて上等なものじゃないよ!でも、さっそく飾ってみると、お高いものじゃなくてもなんだかほっこりする。
ルノワールさん、ありがとう。



それにしても、希代の画家は、100年以上経っても自分の絵がこんなに見られていること、どう感じているんだろう。嬉しい?エックス線とか当てられて、下書きまで丸裸。
どんなきもちで描いたんだろう。
それすら、私たちは知らないのに。