空太のそら言

隠れオタクのぐうたら

弱者と強者

恋は、惚れたら負けである。




惚れてしまった相手の我が儘は叶えたいと思うし、嫌われたくなくて甲斐甲斐しくしてしまう。余裕がなくて振り回されっぱなし。
だから私はアノヒトに負け続けている。



同じように先輩は私に負けている。優しくて気が小さくなっている。優位に立った私は、少し我が儘にもなる。
勝ちと負けが表面化した。
それはもう、かつてのように対等とは言えない。
だからもう、今までみたいな関係を取り戻すことはできないのかもしれない。