空太のそら言

隠れオタクのぐうたら

自立するわ

今のこの精神状態が、いじけてるだけなのか冷静になっているのかもわからない。
まあそれだけ彼に依存していたんだろう。




結婚している人で、しかも家族が大切だと言う。
改めて家族のありがたさに今ごろ癒されているのでしょう。
こちらとしては、何を言ったって二番目としか思われていないこの現実に、苛立ちやら妬みやらさみしさやら、いろいろ感じている。うまく一言では言えない。


さて、しかし何をしてても時は過ぎ、やがて彼と再開するわけです。
どういう風に迎えたらいいんだろうと考えていた。
まず彼が喜ぶのは、「寂しかったぁ(はぁと)」と抱きついて甘えまくるパターン。しかし今のこの心情で、そんなことできるとは思えない。
ありのままの心に任せると、ボロボロと目の前で泣くパターンになりそう。でもそれ、ちょっと重いよね。
じゃあ私はどういう風に、再開を果たしたいんだろう。




前述の通り彼は家族を大切にしている。
だから離婚は出来ないだろう。
私もそれを望んではいない。今の奥さんより好きだと言ったって、歩んできた歴史の長さ、重みが違う。好きな人が出来たからと言って離婚するのは、あまりに社会的道義に反する。そんなことさせたくない。
つまり状況からして、私が彼と結婚して幸せに暮らすという将来はないわけです。



将来がないけど、「私のことどうするつもりなの」なんて詰め寄りたくはない。
でも、「甘えちゃだめだよ」とは言いたい。私の好意に甘えて、私を束縛するのはよくない。なぜなら、私は一人で生きていかなければならない。
現実問題として、彼は扶養してくれるわけでも生活の負担を折半してくれるわけでもない。それに、いつ関係が壊れるとも分からない。いつどうなってもいいように、生活の一切を自分で出来るようにする。
だから依存や束縛は無しだ。



ドライに行こう。
今度会うときも、「久しぶりー」ぐらいの軽さで行こう。
そうじゃなきゃ、家族旅行のたびにこんな気持ちになるなんて、とてもじゃないけど心がもたない。