空太のそら言

隠れオタクのぐうたら

人類最強の「糖質制限」論

 

 

 

前に読んだ「炭水化物は人類を滅ぼす」の方が読み応えあって面白かった。

あれ、そういえば何で炭水化物をとるようになったんだっけ、とか、何が良くて何がダメだったかな?といった素朴な疑問が湧いてきた時に振り返りやすい。

こちらは、勿体ぶってかなかなか体系的に語ってくれず、かと思えばいきなり「ケトン食」などと単語が出てきて動揺する。

あと、糖質制限がいかに各種病気に有益かとつらつら書かれているが、年令的な問題でまだ興味が無いので読み進めにくい場面が続くこともあった。

ただ、巻末の糖質の量が食物別に書かれたページはそれだけてこの本を買う価値がある。普通食べる量で書かれているのも輪をかけて素晴らしい。

書き終えちまった悲しみに


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だらだらと2ヵ月ほどかけて書いてきた小説が終わった。

最後はやや物足りない、まだ書くべきことがあるように感じられる終わりになったが、今の私にはここが一番いい終わりだったんだろう。

 

万年筆を使いたいがために始めた趣味が、気づけば趣味のために万年筆を買っていた。本末転倒であるが満足している。

思えば私は、ごく小さい頃から文章を書くのが好きで、それが高じて今の仕事をしているとも言える。

完結させるのは久しぶりで、とても清々しい。

読み返したら、まぁあっちこっち行ってて最初にやりたかったことできてないし、途中から熱血だし、でも楽しく読んだ。

商業ベースにするならここからが地獄の苦しみなのだろうが、推敲などしない。趣味だからな。

明日の創作に向けて、ここで一旦この物語はおしまい。

青系インク書き比べ大会


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買出しに出かけてインクが増えたので(沼)、ペンを洗ってつけペンで書いてまた洗ってという苦行をした結果がこれです。

ペリカンのロイヤルブルー、アウロラのブルーブラック、ドクターヤンセンヴェルディが好みです。緑や赤に転ばないのが好きなんだな。

 

夢をみた

休みをもらった最初の夜に、夢を見た。

会社の体制に怒りが抑えられず、啖呵を切って会社を辞めると飛びだした。

次の日、道具を置いていよいよいなくなろうとしたときに、ツバメが飛び、社長がそれについて話しかけてきた。

そこで目覚ましが鳴った。

 

 

 

たぶん、私は仕事を続けたいんだなぁ。

阪急電車

 

阪急電車 (幻冬舎文庫)

阪急電車 (幻冬舎文庫)

 

 

 

しいていえば、それは愛だ。

 

電車での移動中に読了。

軽く優しい、ひとびとを愛する物語。

有川浩の、手すりを指先で撫でて歩くような言葉が好きだ。錆も、落し物も、色あせも、まるごとその凹凸を確かめるような。

 

少しだけ涙ぐんで、読後にほっこりする。

また有川小説読み返そうかな。

 

個人的なツボは、圭一くんが(おそらく口早に)説明した、

(引用開始)

「ああ、違うよあれは。自衛隊の汎用ヘリ。マスコミのヘリはあんなにきれいな編隊飛行はできないよ。ほら、五機編隊で高度も一枚板に乗ってるみたいにぴったり揃ってるだろ。感覚もまったくブレないし。井丹に駐屯地があるからこの辺はたまに飛んでるよ。訓練か何か知らないけど」

(引用終了)

これがツボに入って吹き出しそうで危なかった。有川節吹きすぎやわ。