空太のそら言

隠れオタクのぐうたら

半身浴にでも浸かりながら

いろいろと整理したいことがあるので、久しぶりにお風呂に湯を張った。気持ちいいのう。




今日はよく車を運転したのでその分よく考えた。自分の将来のこととか、仕事のこととか。
何度考えても、人並みの幸せは得られそうにない。人並みの幸せとは、いわゆる結婚と出産、育児が出来ること。
なぜならば、とあるトラウマから男性恐怖になり、表面上は仲良くなれても、それ以上の関係になると脱兎のごとく逃げてしまうから。つまり友達にしかなれない。
ただし、例外的に現在、アノヒトに対しては心を開きたいと思っている。
そこで問題なのが、アノヒトにはフィアンセと言うべき恋人がすでにいるという点。
結婚してないなら未だ余地はあるという考えもあるだろうが、すでにご両親への挨拶も終えている様子で、正直そんなところに踏み込むのが良いことなのかと思う。大体、私に魅力がないから今の結果があるわけだし、何よりアノヒトには幸せになって欲しいと考えている。
そう、幸せになって欲しいのだ。そのために、彼の人生に良い影響を与えられたらと思っている。
結婚以外で良い影響と言えばもう、生涯親友でいるしかない。しかも、もしかしたら家庭より長時間拘束される職場の親友ならどうだ。ある意味での優越感を味わえるとも思った。
だから、私は仕事に生きると決めた。
だが、それが揺らぎ始めている。理由は簡単、彼が角に私を甘やかすからだ。私はそれに乗っかって、つけあがっている。
その結果が、彼に依存したいという心。秘密を打ち明けて理解して欲しいと邪に考える。
恐らく、アノヒトは聞いてくれるだろう。それが彼の性格だ。だがそこで打ち明けて何になる?本当に心細いとき、彼は一番に駆けつけて抱き締めてくれるのか。否。
であれば最初から依存なんてしてはいけないのだ。



ふむ、文章にすると整理がつくな。やはりこれ以上近付いてはいけない。それが最終的に私の幸せになる。






封印するんだ。