空太のそら言

隠れオタクのぐうたら

原稿用紙を求めて

万年筆を使うために原稿用紙を探しています。

ところがなかなか売っていない。

MDノートとかLIFEペーパーなどは割とどこでも見るようになったが、原稿用紙はコクヨのものしか量販で流通していないらしい。

 

私は別に本業物書きをしている訳では無いが、万年筆で文字を書くようになって、やっぱり手書きの原稿はパソコンで作るそれとは趣が異なる。何より脳みそが喜んでいるのがわかる。物質的に何かが生まれていくのと、その手の動きの連動がいいのだろう。

で、どうせ書くならと原稿用紙を買ったんですよ。たまたま売ってたあたぼうステーショナリーの飾り原稿用紙。

 

あたぼう 飾り原稿用紙 碧翡翠 A4 青 キンマリSW GK-0006
 

 色はこれではないですが参考に。

ちなみに480円(税抜)で、9.6円/枚。

で、50枚入のものがもう無くなるので追加で買おうと思ったのですが、折角だから色々試したいなと検索中です。

 

今一番使いたいのは満寿屋さんの原稿用紙。でもやや高いのと種類がいっぱいある。

単価は10円/枚程度か。

でもその前に市場に出回っているやつを使ってみた方がいいかと思い、これを買った。

 

コクヨ 原稿用紙A4横書き20×20罫色緑50枚入り ケ-75N

コクヨ 原稿用紙A4横書き20×20罫色緑50枚入り ケ-75N

 

 本当はバラバラになってる縦書きのやつがよかったのだけど、コクヨのやつは売場に見当たらなかった。ナカバヤシのが売ってたのだが紙が白すぎて目が痛くなりそうで却下。

みんな縦書きしないんですかねー。私も横書き派だったのだけど、縦の方が早く書ける気がする。

ちなみに198円(税抜)だったので、4.0円/枚。

 飾り原稿用紙がA4サイズだったので、それを踏襲してA4です。

B4やB5のほうが、読むのには丁度いいのだろうな。サイズも未だに悩んでいます。

でも正直、書き始めたら途中で変えたくないよねサイズ。

 

 


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で、上があたぼう、下がコクヨの原稿用紙。

コクヨの方が薄く、つるつるしている。

そのためか紙がインクを吸いづらいようで、比較すると乾くのに時間がかかっている。色も濃く残る。

何よりマス目が小さくて書きにくい。横書き用だからか?

書き心地はあたぼうさんの方が好きだな。

値段が全然違うので、当然といえば当然だが。

 

 

 

満寿屋 原稿用紙 A4 400字詰め ルビ有り No.107

満寿屋 原稿用紙 A4 400字詰め ルビ有り No.107

 

 買ったのはA4ルビなしグレー罫。

50枚入486円(税抜き)。9.7円/枚。

 


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上が飾り原稿用紙、下か満寿屋です。

写真で見るよりよりクリーム色の強い紙で、薄いのにハリがある。万年筆がするする滑りすぎることはなく、程よい引っ掛かりが書きやすい。

こうやって比べると、やはりコクヨのやつは滑りすぎますね。

ルビなしの方がスッキリしていて書きやすいなあ。ただ、紙がA4ってのはやや狭いことに気付いた。B4が丁度いいのかもしれない。折るとB5になって収まりも良いし。

 

 

追加。

 

満寿屋 原稿用紙 B4 400字詰め ルビなし No.116

満寿屋 原稿用紙 B4 400字詰め ルビなし No.116

 

 

物は試しにB4サイズにしてみた。100枚980円ぐらい。9.8円/枚。

これが書きやすいのなんの!


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ペリカンスーべレーンM400(EF)にペリカンのロイヤルブルーで書いてます。

ペリカン、インクを使い切るつもりでしょうがなし今日は使い始めたのだけれど、この大きなマス目の中におおらかに書くにはあのふわふわなペン先が実に気持ち良い。

私もともと字が大きいんですよね。だから飾り原稿用紙では窮屈で、満寿屋のA4でもまぁいいけどなーうーん、って感じだったのですが、B4すごいよ、もう脳汁でまくる。

サイズって本当に大切ですね。

ついに万年筆の本領発揮のフィールドを見つけた。

 

 

今後色々使ってみた感想をここに更新していきます。

字が汚い!

 

字が汚い!

字が汚い!

 

 

タイトルの通りなので読みました。

 

様々な「字を書く」人たちに焦点を当て、好感の持てる字とは何なのかを探っていく内容。

著者は結局、いわゆるお見本みたいに「美しい字」ではなく、味があって読める字を目指すということで落ち着いたようだ。

 

確かに、ほどほど気が抜けてでもバランスのいい字って好感がわく。

 

 

字がうまくなる本をやり続けるとゲシュタルト崩壊するけど、それはみんな同じなんだということ。楷書はむしろ近代から使われるようになったことなどは目からウロコ。

自分なりの字を確率したいすなぁ。書くことに集中してる時はまだマシなんですけどね、最近書いてる書き物の時は、だめですね。脳みそが創造の方に働いてるから。(言い訳)

耳がやばい

以前突発性難聴をやらかしたときから、睡眠不足になるとどんどん低音が聞こえにくくなる。

今も左耳があんまり聞こえてないなーと思いながらドライヤーで髪を乾かしてたら、実は右耳が低音全然聞こえなくなっていた。あかんがな。

 

最近全然病院いってないので、聴力どうなっているのやら…。

耳鳴りがないので危機感が薄いんだよな。早く眠らないと。

ペンを使いたいなら小説を書けばいいじゃない


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字を書くために小説を書き始めました。ペン字練習帳よりずっと楽しい。字はうまくなりませんが。

ペンはプラチナの#3776です。

 

 

原稿用紙はこれ。

 

あたぼう 飾り原稿用紙 碧翡翠 A4 青 キンマリSW GK-0006
 

 

あたぼうさんの飾り原稿用紙の、波抹茶という色柄です。何でも良かったんですけど、これはするすると書けます。

昨日はモレスキンに書きましたが、全然字幅が違いますからね。モレスキン滲みすぎだよ。

原稿用紙に書くには中字(M)は素晴らしいです。何の抵抗もない。程よく残るサリっと感。しばらく書いてからカクノに持ち替えましたが、全然書き心地が違う。ペンを持つ場所すら違う。国産金ペン素晴らしいです。

創作のスピードを妨げない。

このままでは寝ずに書いてしまいそうなので程よく自重します。

プラチナ #3776センチュリー 西



どーーーーしても、プラチナを使ってみたくなりました。

ニブに全振りしているというその書き心地を試してみたくなりました。

ここらで有名?な文具専門店にはじめて行きましたよ、ええ。

 

 

で、タイトル落ちなのですが買ってきました。

最初はニースシリーズ(透明軸)にしようと思い、在庫があったらいいなという淡い期待で行ったつもりだったのですがね。(ちなみに店内はほとんど天国でした)

渋い店主が試し書きする私を見て、「万年筆ですか?」と声を掛けてくださり…

空「そうなんです。プラチナで透明のやつありますか」

主「透明はね…これしかないね」

何と、そこにはかつての限定シリーズ富士五湖の「西(さい)」があるではありませんか!

えっ、えっ!?

「プラチナ 透明軸」で検索すると山ほど出てくる富士五湖シリーズでも透明度ナンバーワンのあの西ですか!?

なぜこんなところに生き残っているんだ…まるで30余年ぶりに発見されたニホンカワウソに交差点で出くわしたぐらいの偶然です。

もうこれは買うしかあるまい!

 

主「中字しかないんです、これが最後」

 

あっ、中字か…。

本当は細字(F)の書き心地が試筆の結果気に入ったのですが。悩む空太。

 

主「プラチナの中字は割と細めですけど…試してみます?」

 

 

なんと!!

インクをつけて試させてもらいました。

はい、購入です。ありがとうございます。

 

 

 

 

パイロットのカスタム74も試し書きができるようになっていて、書き比べしましたが、なるほどプラチナはサリサリしてるのに滑らかにペン先が走ります。線がシャープでニブ固め。

でも鉄ペンとは違うんですよね。なんだこのペン。面白すぎる。

 

 

店主が、「ペン自身のインクフローを知りたければ、やっぱり純正のインク使った方がいいです。特に最初は」というので、おまけでいただいたプラチナのブルーブラックのカートリッジを挿入。

 

 

 

あ、開封の儀的なことやりましたので一応写真だけ。

シリアルナンバーは2881!
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 14金です。

 

 

なんか印鑑ついてた。


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字など比較。

太めでサリサリという不思議な書き心地。