空太のそら言

隠れオタクのぐうたら

良書

「人をあきらめない組織」


ビジネス書って嫌いでした。
だって内容薄くね?

読んだところで「そんなんずっと前から考えてるよ」っていう精神論ばかり。で、具現化への具体策なし。
ここの企業はこうしてどうだとか、ああしてどうとか、そういう紹介はいいんですよ。あんまりその引用が多いと、まるで著者が「ほらほら俺の考えてるとおりにするのが正しいしょっ」って自慰してるみたいに感じてしまう。
引用はバサッと短く。ダラダラされても本当に伝えたいことがわからんよ。



が、この本はいい匂いがぷんぷんするね。
まず、回りくどくない。
わざわざ難しい言い回しにしてない。シンプル。
あと非常に具体的。
ゆえにバックグラウンドの深さを感じることができる。
懐の深さとも言うか。



これは、久々の良書の予感。(あくまで予感かよ)