空太のそら言

隠れオタクのぐうたら

そんな

今日、アノヒトが帰るときにすれ違って、ぱって目が合った。
気まずくて、すぐ目をそらしてしまった。
そしたらね、アノヒトから話しかけてくれたんだよ。
他愛もない話だったけど(挨拶みたいなものだ)、今になって涙が出てきた。



嬉しいのか、悲しいのかどっちなのかもう分からない。

ただ苦しい。



その先にある感情の名前を呼んではいけない。
名前を呼ぶと、存在が質量を持つから。