空太のそら言

隠れオタクのぐうたら

チェ 28歳の革命

観てきました、映画。
図書館で缶詰になりながら勉強、集中力切れたのでご飯食べつつお家に帰ろうと思って立ち寄ったイオン。映画館がついててね、時間が早かったから、観ていこうなんて思って、気付いたらチケット買ってました。そういう行動力はやたらある。
で、感想。







最初、どれがゲバラかわからなくて苦労しました。みんな帽子かぶってるし服装一緒だし、微妙に髭の濃さが違うから、そこで判断してたら、伸びてきてわかんないし。他にも、途中から革命軍に参加する農民とか、見分けがつきませんでした。半分勘で観てた。
ゲバラがカストロと出会い、キューバ革命が完了する直前まで。どっかの町の死闘で前編が終わる。ってか前後編だったのねこれ。
カストロはパワフルな巻き舌の人。感情の表現をよくするし、巧く使う。ゲバラは静かに信念が固い。まじめ。真の革命は何かと、よく考えている。やっぱ読み書きできないとだめですよ。
しかし、革命家にしては若くないですか。30歳って。私が今年、29なんですけど、片や喘息を持ちながらも命懸けで他国の革命を導き、片や小さなコミュニティの中で針の穴のようなことに悩んでいる。あぁぁぁぁ昨日のいろいろを思い出してしまったorz
ゲバラに話を戻します。
彼は、インタビューの中で、革命家に必要なものは愛だと言った。どれだけ自分の割合をそこに注げるかってことか?愛。それを持ってると、苦しいことの方が多いんじゃなかろうか。大事なほど、失う苦しみ、闘う痛みを感じる。
なぜ、そこまで革命に身を投じるのか。一番の興味はそこです。
あれ、もいっこ興味あること思ってたんだけど忘れちゃった。今さっきまで考えてたのに。瞬きの間に見失う。最近多いんだよなぁ。
あ!そうだ、社会主義。正義は歴史が作るものなので、今は資本主義社会が正義だとされているけど、本当にそうなのかと。最近社会主義にふれる機会があったので(プラハの春)、そろそろ勉強した方がよさそう。



映画自体は、あとは、十で急に撃たれると、びっくりして飛び上がるし、やっぱり沢山の人が死んだし(史実なので無駄な命ではないのが救い)、観ていてなかなか辛かったです。
全体に「静か」な印象。音ではなく、空気が。