空太のそら言

隠れオタクのぐうたら

お土産もろうた

アノヒト「これ」
自分「えっ、何ですか」
アノヒト「相方からお前にお土産だって」
自分「あ、ありがとうございます」







ってことで、アノヒトが帰ってきた。
指輪はしていなかった。新婚とはいえそんなもん?
思ったよりあっという間に馴染んで、気付けばいつも通りの月曜だった。
私も、泣いたりすることはなかった。





かわいいお土産をもらった。ありがたい。
しかし報われないなあ。
アノヒトがいない間に踏ん張った努力も、心細かった気持ちも、二次会をいっぱいいっぱいで運営した過去も、なにひとつ報われない。
特別なんかじゃないんだろうな。うん。
何かさ、帰って来て小さいものでも何でもいいからさ、アノヒトから私にお土産くれるかなーとか淡い期待してたけどさ、そんなのあるわけないんだね。




報われないなあ。ああ、無駄なんだな、色々。
切り刻んでか、朽ち果ててか、泡になって消えてしまいたい。