社長は少しバカがいい。
- 作者: 鈴木喬
- 出版社/メーカー: WAVE出版
- 発売日: 2013/01/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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自分でも驚いたのだが泣いてしまった。
いやこの本の内容に共感したわけではなく、震災後エステーが作ったCMのエピソードの項目で、その時のことを思い出して泣いたのだ。
ららららーららららららーしょーしゅーりきーって男の子が歌うやつね。
当時真っ暗だった世の中でよくぞあのCMを作ったもんだと思った。
しかも津波被害から復興したリスボンをバックに歌っているところが憎い。必ず元に戻るさと無言で伝えてくる。
その辺のエピソードが読んでいてじんときたし、エステーという会社だから出来たことだと思う。
人物としてはブローカー的要素があり、面白いけど気難しそうな人柄が浮かぶ。
タイトルにはバカがいいとあるが、いややっぱりバカでは務まらないですぜ。社員やお客のことを考える頭があるかぎりその人はバカではないから。
まぁ、戦争体験をして生き残った人っていうのは強い。それを改めて感じた次第です、はい。
体験していない我々としては、彼らの教えを心がけるしかないものね。
なんとかなるさ精神は心に留めておこう。
…
しかし、知人が見ているかもしれないというだけでこんなに文章が書きにくいものだとは思わなかった。
どうしたもんかな。