空太のそら言

隠れオタクのぐうたら

ぼちぼち結論

ぼちぼち結論 (中公文庫)

ぼちぼち結論 (中公文庫)


無秩序が秩序を生み、秩序がまた無秩序を孕む。
熱力学の第二法則らしい。
なるほど。そういうものなんだろうな。


彼がこの本で言いたかった結論とは何だろうと考える。





関係ないとかどうでも良いとか良いながら、わざわざ文章におこしたり本にして纏めると言うことは、それでも伝えたいことがあると言うことでしかも、こういう考えもあるのだと理解を得たかったからではないのか。
それに結論を出すと言うのは、つまり、もう分かってもらわなくても結構です、と言いたかったのかなと考える。


どうせもうすぐ死ぬし死んだら自分は関係なくなるし、伝えたい気持ちを手放してしまう。
楽になるような、諦めのような。


ゆとり世代としては、複雑な心境。見捨てられたんじゃないのか?