ホントのことを言うと、よく、しかられる。

ホントのことを言うと、よく、しかられる。勝つコピーのぜんぶ

悔しいけど、言葉一つに心ぜんぶを翻弄されることがある。
そういうことがあるから、コピーライターの仕事を覗いてみようと思って買った。
なるほど、仲畑さんはたぶん、ちょっと苦手な人だと思った。ちょっとおせっかい。ちょっと怖い。ちょっと見透かされる。人を見透かすのを密かに楽しんでいる私にとっては天敵のようなものだ。
なぜなら、人を見透かすことで、自分が見透かされないようにしてるから。自分を隠しておきたいんだよ、弱いから。
通じ合うものがありそうだ。思考が似てる、と思う。だから苦手なのかな？

ほんとは、糸井重里みたいなコピーを読んでみたかったんです、ノスタルジア漂うものを。
でも、この本を書った私は、たぶん何か感じたんだろう。

後ろのエッセイが面白いよ。
前のコピーの部分は、ひっかからずに大体読み飛ばしてしまった。それこそ似てるからかもしれない。

追記
似てるからって、同じコピーが書けるとか、蔑んでるとか、そういうのじゃないんです。同じように感じているんじゃないかと思ったんです。命の重さっていうか、人生って言うか、そういうのについて。
でも違うとこもある。彼は過去に生きていると言った。私は未来に生きている。