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ローマ人の物語6 勝者の混迷[上]

ローマ人の物語 (6) ― 勝者の混迷(上) (新潮文庫)

ローマ人の物語 (6) ― 勝者の混迷(上) (新潮文庫)


表紙の貨幣が、だんだん凝ったデザインになっていくのが可愛い。
さぁ、カエサル前夜ですよ。カエサル生まれましたよ。こうして読んでいくと、歴史が繋がっているとよく分かる。どうして歴史の教科書ではこうはいかないんだろうね。



前に、ナショナルジオグラフィックの特集で、蜂とか蟻の集団行動の謎について特集された記事を読んだ。
何か、ざっくりまとめると「多様性のあるやつらがみんなで動くと、なんとなく正しい道に進む」らしい。
多様性ってのがポイントで、単一では偏っちゃうんだって。
人間も同じだなーと読んでて思い出しました。色んな反対があったけど、結局転換を迎えて収まるとこに収まる。
たぶん集団って言うのは、無関心でも狂信的でもだめで、全員が集団のことを考える状態が、ベストなんだろうね。



しかし、ローマ人の心の広さは何だろう。