空太のそら言

隠れオタクのぐうたら

世界一やせる走り方

 

世界一やせる走り方

世界一やせる走り方

 

 随分前に買っていた本を読了。世界一かどうかは分からないが、走りたい気分にはなった。

しかしこの本を読んだだけで走り始めた私はさっそく足が痛くなって戸惑っている。ストレッチちゃんとしないと…。ということで、初心者が走り出すための背中を押す本としてはおすすめ。

余命10年

 

余命10年 (文芸社文庫 NEO こ 5-1)

余命10年 (文芸社文庫 NEO こ 5-1)

 

 

地の文はいいのに会話が冗長で苦手。

ドライに書くのであれば、茉莉が死んだあとのエピソードを入れるのは甘えだろう。最後はほとんど作者の独白なのにラストは願望が描かれていて、ある意味死への恐怖を助長させる。

これは感動とは違う。生と死を見せつけて感情を揺さぶってくるのは暴力だ。

訳あって読んだが避けて通りたかった。それも私の死への恐怖。

 

アキラとあきら

 

アキラとあきら (徳間文庫)

アキラとあきら (徳間文庫)

 

 久しぶりの池井戸潤

本のボリュームもあり、主人公達の幼少期から成長するまでをなぞって読み進めることができ、たくさん読んだという感想は味わえる。

しかし階堂彬側の心理や背景描写が多く、山崎瑛の成長については不足している。突然銀行員になるしめちゃめちゃ成績いいのも突然であるし。これなら今作は階堂彬を一人主人公にしてスピンオフで山崎瑛を取り扱った方が良かったのではないか。あまりに山崎がご都合主義のヒーローになってしまった。

話は、池井戸潤らしい大円団で終わるが、最後に北村亜衣が出てくるのもまた唐突。恋愛もの苦手なんだろうなぁ。

読んで損は無いけど、やっぱり空飛ぶタイヤが秀逸だったなぁと言う感想ですかね。

社長業の苦しさは追体験できた。

195千km クーラント液漏れで修理した

初めて大型の故障をしました。

遠征中、帰る時に「あれ、何か車の下が濡れているな」とは思ったものの、そのまま走り始めたのがいけなかった。でも今でも走り始める以外の選択肢はなかったと思っている。だって出先だったし。

高速走行中、突然赤色の警告灯が点灯し、クーラント液をチェックしろ、今すぐ止まれという旨のメッセージが出る。高速走行中だぞ。どうしろってんだ。水温計は90度から変わらない。次のインターまで7km。ほとんど賭けでゆっくり走り続け、インター降りてすぐの道の駅で車を停める。ディーラーに電話しながら車の下を覗き込むと、ポタポタと水が漏れている。

状況説明し、「これ以上走らせないでください、レッカーです」「うちまで持ってきて下さい」と言われても、レッカーなんて初めてでどうしていいものか。

JAFか任意保険の特約ありますか」と言われ、覚えてなかったので任意保険の会社に電話。特約に入っていたのでレッカーしてもらう。ディーラーまで70kmは離れている。

そのままディーラーにあずけ、手配してもらっていたレンタカーで帰宅。

後日エンジニアさんから電話が来て、「エンジン周りのクーラントを通す金属製のパイプに穴が空いて、そこからクーラント液が漏れています。サビも見られるので経年劣化です。部品交換しますか?」と言われ、もちろんお願いする。

部品がすぐ手配できたらしく、3日で修理完了。パイプ、パイプを繋ぐゴム部品、クーラント液入れ替え、ついでに前後ワイパー交換、後部右ブレーキランプ、タカタエアバックリコール交換済ませて45千円也。

他にもパイプは無数に張り巡らされているので根本解決は難しく、対処療法しかないとのこと。オーバーヒートしなくてよかった…。

LIFE shift 100年時代の人生戦略

 

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

LIFE SHIFT(ライフ・シフト)

 

 

もし自分の人生がこの本のように冗長だったら、さっさと死んだ方がマシ。

とにかく長かった。そしてどうして100年生きなければならないんだろう。楽しくそこそこの年齢でコロッと死にたい。

生物進化からいってもひとつの個体が長寿になるのは不利になるだろうに、とにかく何故長く生きる前提なのか。そしてどうして、出てくる事例が全てエネルギッシュで主体的なのか。

人生受け身でいいじゃないと思っている人間には押しの強すぎる本であった。

 

もう少し考えながら生きなければならないのだろうか…。

まぁ、豊かな人生のためには健康と交流と資金が大事というのはわかった。