空太のそら言

隠れオタクのぐうたら

第二子妊娠、第一子への思い

ついに予定帝王切開の日が近付いてきた。

上の子がいることが前回の出産と全く違うところで、ここ最近はことある事に涙が出てくる状態だった。

入院で1週間ほどこどもと主人には会えない。その寂しさがあるのは確かだが、べつに死別するでもないし(多分)、何でこんなに涙が出るんだろうと自分自身も不思議だった。

恐らく、一人目のこどもに対する愛情がそうさせるんだろうな。

今まで欲しいままに抱きしめ愛してきたかけがえのない存在。産まれたてのところから自分でズボンを履けるようにまで成長してきたその過程はグラデーションのようで、そこが突然ぶつっと途切れる様に思えるんだろう。

赤ちゃんの終わり。独り占めの終わり。

新しいきょうだいが無事に産まれたら、多分幸せは2乗になるんだろう。でも今はやっぱり、ただ一人を抱きしめ眠りにつくその幸せがなくなるのがとても淋しい。体温が高くていい匂いのする頭皮を嗅ぎながら背中をなぜることが至上の幸せだった。淋しい。

どうか第2子が産まれても、変わらず第1子を抱きしめられますように。